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色彩決定の基本の「き」―1

塗装工事は高額です。色彩決定で後悔してほしくありません。そのような気持ちで 外装工事の色彩決定に必要な知識を過不足なくまとめました。

ここでは、工事にあたり、「色の3要素」を決定する必要があること。3要素とは、「色相」「明度」「彩度」であることについてご説明いたします。

カラーオーダーシステム

塗装会社に「赤色で塗って」と注文すると、誤解が生じます。

同じ「赤」といっても、人によってはそれぞれです。塗装会社に「屋根を赤で」と注文しても、塗装会社は「薄いピンク」で塗ったら良いものか、薔薇の花のような「ビビッドな赤」で塗ってよいものか、塗装会社は分かりません。このままだと、誤解が生じてしまい、思っていた赤色と違うお色で塗装されてしまうかもしれません。

そこで、塗装会社は3つの要素を決めてくださいとお客様にお願いすることになります。その決めてほしい3つとは、色相、明度、彩度です。お客様は会社と相談のうえ、具体的には22-90C(色相が22番=黄系、明度が90番=明るい、彩度がC=色味は薄い)などという数字・数字・アルファベットの組み合わせによって、色番号を一つに特定していくことになります。

これで、お色についての誤解はなくなり、思っていた通りの色彩で塗ってもらうことができます。この、誤解がなく色彩決定できるようなシステムをカラーオーダーシステムといいます。22-90Cのように、色相(22)・明度(90)・彩度(C)と3要素を決定すれば、色彩を一つに特定することができる、というわけです。

塗装業界においては、色彩決定をする際には、左写真のような「日塗工・色見本帳(にっとこう・いろみほんちょう)」(正式名称:日本塗料工業会・標準色見本帳)というものを利用しながら、色彩決定をしてまいります。

日塗工・色見本帳は、0~99番までの色相、10~90までの明度、A~Zまでの彩度が規則正しく並んでいる、カラーオーダーシステムです。

日本塗料工業会の標準色見本帳

ニットコウ色見本帳(日本塗料工業会の標準色見本帳)

色相・明度・彩度とは

次に、色相・明度・彩度について、さっと確認いたします。

色は、三つの要素から形成されています。色相とは、上図のように「赤」であったり「オレンジ」であったり、つまり「色の系統」を表わします。

その色相から、例えば「黄」を選びます。そして、下図の一番右上におきます。

まず、一番上の段のみをご覧ください。

白から黄へと向かっているのが、見てとれます。右にいくほど、色味が強くなっている、ビビッドになっていくことが見て取れませんか。これが、彩度です。

そして、次に明度。一番左端の列をご覧ください。

一番左端の列の最上段は白色、最下段は黒色です。明度とは、「光がどれだけ当たっているように見えるか」と考えると分かりやすいです。明度が高いほど明るくなり、明度が低いほど暗くなります。

色相・明度・彩度の色見本

この仕組みさえ理解してしまえば、塗装会社が作ってくれたシミュレーションについて、「もう少し明るい方が良い」「もう少し鮮やかな方がよい」「色相は、これで良い」などと評価することができるようになります。そのことにより、より納得いく色彩決定ができるようになるはずです。



色彩決定の基本については、もう一息です。次ページでは、外壁・屋根の塗り替えにあたり必要となる、もう少し実践的なことがらをご説明いたします。

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