スチール製の手摺などにガイナを塗装されるお客様も多いです。ガイナ塗装面は、気温と同温くらいにまで温度が下がります。そのため、日中に熱くなる箇所にガイナを塗布しておくことは、お子様の火傷防止に役立ちます。
ベランダの表面は、夏場には60度以上の高温になります。お子様が飛び出してしまったら、大変です。
一般戸建のベランダにおいては、FRP防水やウレタン塗膜防水などが施されていることが多いです。
このような防水層の上部から塗装することは可能ですが、状況によってヒビ割れが出やすくなることもあります。また、ガイナは薄い色の塗料ですので、従来より汚れが目立ちやすくなるなどの恐れもあります。
施工にあたっては、事前に当社までご相談ください。
鉄製の手すりなどにガイナを塗装することは、火傷防止の観点から有効です。それならば、下写真のように、サッシの目隠しの役割を果たす雨戸や戸袋の塗装はどうでしょう
残念ながら、ガイナは右のような濃色をご用意できず、また雨戸・戸袋は日々開閉され、その摩耗によるリスクにさらされる箇所でもあります。ガイナ塗装をお勧めすることはできません。
しかし、ほとんど開け閉めをしない雨戸・戸袋、目立たない場所に設置された雨戸・戸袋に塗装するということには一考の余地があります。
ガイナの火傷防止という観点からは、80度という高温になるオートバイのマフラー(排気関連の役割を担う、むき出しで、熱くなってしまう箇所です)に塗装することも有効です。また、工場等の100度以上の高温になるパイプに塗装することも有効です。
身近で熱くなる部分。ガイナを、ここには塗れないだろうか?そのような疑問が生じましたら、ぜひご相談ください。少量のみの小分け等の場合には、割高となってしまいますが、そのようなご要望にもできる限りお応えしたいと考えております。まずは、ご相談ください。