ガイナTOP > ガイナの価格・費用 > 現場調査/どんな準備が必要?
このページでは、現場調査に際して、できるだけご準備いただきたい3つの書類(立面図・平面図・仕様表)についてご説明いたします。ご用意できない場合には、メジャー・測定機器により計測することもできますので、ご安心ください。
外壁・屋根の面積を正確に測るのに最も役立つのは、立面図です。基本的には、東西南北の4方向から建物を描いた図となっております。
ベランダの仕様(※)や、建物の現状のお色などが記されていることもあり、そういった情報も施工業者にとっては有益です。
例えば、上写真は壁色表記にJP番が利用されていることから、「ジョリパットという塗料で施工されている可能性が高い」ということが分かります。
こういった情報により、塗り替えでどのような塗料が利用でき、どのような塗料が利用できないか等のヒントを得ることができます。図面情報を隅々まで拾うことで、安心・万全な塗り替え工事が可能となります。
※ 仕様とは、スペックのこと。
どのような工事がなされているか、またはどのような内容の工事をするかということ。
建物の広さが記入されていることも役立ちますし、立面図と同様にベランダ仕様等の情報が記入してあることもあり役立ちます。
また、門構えにあたる柱が何本も立っていたり、外壁に曲線部分があるような複雑な建物の場合には、立面図だけでなく、平面図がないと、正確な面積計算をすることができません。
しかし、プライバシーに関する情報も含まれておりますので、「どうしても見せたくない」というお客さまもいらっしゃいます。そのような場合には、見せずとも何とかなる場合も多いのですが、できる限りは見せていただけますよう、よろしくお願いいたします。
仕様表です。この仕様表は非常に役に立ちます。現状の外壁がどのような商品名であるかにはじまり、ベランダの笠木がアルミであるか鉄であるかにいたるまで、詳細に材質が記してあることが多いのです。
今回の工事にて、どのような材料を利用できるのかを考えるために大変有用な資料です。
また、リフォームで何度か防水工事などを行っている場合。そもそも新築時にはどのような工事をしていたかが、外見からは分からなくなっております。
例えば、ウレタン塗膜防水面に不具合が起きているとします。すると、この仕様表をみて、「ああ、不具合の原因は、新築時には露出アスファルト防水だったのに、相性の悪いウレタン塗膜防水をやってしまったからだ。このような場合には・・・」と、業者が過去の工事を評価し、今回の工事を考えていくにあたってのヒントとなります。