ガイナTOP > よくあるご相談 > ガイナについて > ガイナとシリコン塗装の違いについて教えてください。
ガイナ塗装は、シリコン塗装と比較して色彩の決定と施工が難しいので、慎重に選ぶ必要があります!
塗装で一般的に使用されることが多いシリコン樹脂塗料と、ガイナ(シリコン樹脂とセラミックのハイブリッド)とは、いくつかの相違点がありますが、その中でも耐用年数と遮熱・断熱性能の有無が、最も重要な相違点だと言えます。
ガイナと一般的なシリコン樹脂塗料との共通点は、両者ともに15年ほどの耐用年数を有するという点です。しかし、両者が大きく異なっている点としては、ガイナには「夏は涼しい遮熱効果」、「冬は暖かい断熱効果」があるという点です。
ここでは、そのような違いは既にご存知だというお客様のために、色彩選択の観点からガイナと通常のシリコン樹脂塗料との相違点についてご説明いたします。
通常、塗料は10番台のお色(最も暗いお色)から95番台のお色(最も明るいお色)までご用意することができます。
しかし、ガイナの場合は一定以上の明るさ(50番台のお色)以上の色彩のみしかご用意できないところが、一つの短所となります。
「ひと工夫することで、淡いお色でお洒落なお宅にならないか・・・」
当社では、塗装事例の交換や勉強会などを通じてよりよい色彩提案ができるよう、塗装会社の提案力向上に取り組んでおります。
通常は板金部分(鉄部分)は屋根材と同色で塗装してしまう。しかし、ガイナは薄い色しか出せないため、板金のみ濃くして引き締めるといった工夫が必要となる。
例えば、「屋根が薄いのは抵抗がある」というお客様に対しては、「屋根の端の板金部分(鉄の縁取り部分)のみ、シリコン塗料を用いるなどしつつ、濃色で引き締めてはどうか」とご検討いただくなど、色彩計画にあたっては一工夫することが大切になります。