ガイナTOP > 教えて!ガイナ博士 > ガイナの歴史が知りたいわ!
ぬり子:ところで、ガイナってもともとはどうやって生まれたのかしら?
ガイナ博士:ふむ、それではガイナの歴史から紹介しようかの。 ガイナの前身にはシスタコートという塗料があるんじゃ。
この塗料は平成12年に開発され、その後JAXA(宇宙航空研究開発機構)がロケット開発で培った最先端の技術を転用し、民生用に平成18年に開発されたものがガイナなんじゃ。JAXAは宇宙研究の技術を民間へ転用するプロジェクト(JAXAコスモードプロジェクト)を推進しておるんじゃが、その第1号認定を受けたのがガイナなんじゃよ。
ガイナ自体の歴史はまだ8年じゃが、シスタコートからじゃと14年経過しておる。もちろん効果も問題ないぞい。
ぬり子:14年たった今でも効果を実証し続けているってことね!
ガイナ博士:そうじゃ。 ガイナの前身であるシスタコートは、断熱剤が入らない部分の温度を下げて欲しいという依頼を受けて、実験が繰り返され生まれた塗料なんじゃよ。
元はといえば、株式会社日進産業の代表、石子達次郎氏が「黒い紙は暑くなるけれども白い紙は暑くなりにくい」という事実に気づいて、「紙のように薄い塗膜を使えば、断熱剤の入らない箇所でも温度を下げることができるのでは?」と考えたんじゃ。
それからチタンやセラミックなど様々な成分で断熱実験を行い、セラミックの効果が高いことがわかり、シスタコートが生まれたんじゃ。改良に改良を重ねてガイナが生まれたんじゃな。
ぬり子:JAXAに認められている塗料だなんて、やっぱりガイナはすごい塗料なのね! 宇宙航空技術の転用なんて、なんだかすごい感じね。教えてくれてありがとう、博士!