皆さんこんにちは、ガイナセレクトスタッフの加藤です。
本日は、株式会社アサツー・ディ・ケイが、消費者のエコ意識・エコ行動に関する非常に興味深い研究結果を出していたのでご紹介します。
「エコストレス」がエコ商品購入を左右-低ストレスの「ソーシャルエコ族」から高ストレスの「エコ無関心族」まで、生活者を6クラスター化-「ADK環境エネルギー総合調査」より
上記調査では、「人がエコ行動に積極的になれない心理」=「エコストレス」に注目し、クールビズやウォームビズへの対応、太陽光発電システムの設置やハイブリッドカーの購入など、30のエコ行動についてのエコストレスを測定した結果、下記の傾向が分かったとのことです。
1、お金が節約できないとエコ生活をしない若者。逆にシニアはエコ生活はかっこいいと考える
2、意外にエコストレスが高い「エコ・イベント参加」「カーシェアリング」「太陽光発電システム設置」
3、省エネ家電の利用、地域リサイクル活動参加などは、「重要と考える」が「実際には行っていない」
いかがでしょうか?意外だったのは、世間一般としてはエコ意識が高いイメージがある若者が、実はお金の節約につながらないエコ生活はしないという非常に合理的な側面を持っているという点です。逆にシニア層ではエコ生活に関するポジティブなイメージがあるようです。
また、エコ活動に対する重要性を認識していることが、実際の行動につながっているわけではないという点も興味深いですね。多くの人はエコが大事と分かっていても、実際にそれを行動に移している人はごく少数に限られるという現実が浮き彫りになっています。
ガイナの場合は、塗装によりCO2の削減というエコにつながるだけではなく、冷暖房費の節約によってお金の節約にもつながるので、その意味では若い世代にも受け入れられやすい商品かもしれません。
エコな暮らしの持続可能性を高め、意識だけではなく行動レベルで取り組みを推進していくためには、意識だけではなく実利的なメリットについてもしっかりと追求していく必要があるということですね。
理想的なのは、実利的なメリットを追求した結果、意図する、せざるに関わらず結果としてエコにつながったという形なのかもしれません。