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西東京市・F様。洋瓦住宅のガイナ施工例です。
F様邸においては、塗装は外壁のみ、洋瓦は丁寧な洗浄のみに留めました。洋瓦は通常塗装しませんが、塗装は可能です。洋瓦メンテナンスの詳細な解説については、洋瓦屋根にガイナは塗装できますか?をご覧ください。
また、塗装した施工例をご覧になりたい方は、入間市・洋瓦屋根ガイナ塗装施工例をご覧ください。
外壁は17-80Fです。肌色に近い、淡いオレンジ色であり、人気のあるお色です。橙系統(17)、明るめ(80)でとなります。
大きな全景写真だけでなく、拡大した玄関廻りのお色もご確認ください。彩度がFと高めですので、お写真のように色味がしっかりと感じられるお色となります。
外壁塗装完了(色:17-80F)
洋瓦屋根は、通常は高圧洗浄のみで対応いたします。その理由は、下記2つです。
1つ目の理由は、洋瓦は塗装せずとも30年ほどの耐候性がある屋根材であるから。
2つ目の理由は、洋瓦は塗膜を載せるための下処理が困難であり、塗り替えコストがかなり割高になってしまうから。
洋瓦屋根 カビ除去完了
そのため、洋瓦のメンテナンス方法は、洗浄のみ。劣化した瓦がある場合や、棟と瓦の取り合いの漆喰・白セメントが傷んでいる場合には、その交換・補修を行うに留めるというのが、通常のメンテナンス方法となります。
そうはいっても、屋根上にのぼる機会はほとんどありません。せっかく足場をかける機会に、できる限りのことをしたいというのが、職人さんの人情です。
浮いたビスを打ち直したうえ、再度とび出してきにくいように、また防水対策から、シーリング処理をいたしました。
ビス上からシーリング処理
※ シーリングとはゴム状の防水材です。
サイディングのボードとボードの間には、シーリングが充填してあります。このシーリングが劣化すると、サイディングボードの裏側にも雨水が侵入するようになります。すると、サイディングボードは吸水することで脆弱になり、反ってしまうなどの問題が起こりやすくなります。
今回の施工例くらいの反り具合であれば、ビスによる補修が可能です。しかし、長期にわたりメンテナンスを怠ってしまうと、ボード自体の取り替えが必要なほど反ってしまうなど、多額な補修コストがかかってしまいます。10~15年に1度は、シーリング交換と、再塗装といったメンテナンスを、しっかりと行うようにしてください。
玄関上が庇になっているお宅は、その部分のメンテナンスも必要になります。玄関上庇は、一般的な戸建の場合にはFRPや鉄などの素材でできています。ベランダ床面はじめ、こういった防水面も、塗装の際にメンテナンスしてもらってください。
基本的には、トップコートといって、防水層に保護膜を被せてあげる工事になります。防水層を保護する塗膜を被せる工事であり、防水工事ではありません。水たまりができる、劣化が激しい、雨漏りするなどの場合には、別途防水のやり直しが必要になります。
なお、笠木は19-30Bという、黒に近い、彩度を抑えた茶で塗装しています。雨樋や鉄部塗装を黒系で行いたい場合には、お勧めのお色。あわせてご確認ください。