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大田区・モルタルの外壁・屋根ガイナの施工例です。
22-85Cというお色は、黄色系統のお色(22)で、明るく(90)、彩かさはやや抑えめ(C)のお色です。実際に見上げると、「けっこう黄色い」と仰るお客様も多いです。
注目していただきたいのは、2番目のビフォーアフター。屋根板金(オレンジ)の真下、三角形の帯状の部分を破風といいますが、この部分はガイナの22-90Cで塗装しています。またガレージ天井くらいまで立ちあがった基礎部分は、エスケー化研の水性セラミシリコンの22-90C(艶消)で塗装しています。同色なのですが、同色にはご覧になれないのではないでしょうか。
このように、同じ色番号であっても、塗料によって色の出方は少しずつ異なります。お色のことは本当に難しく、悩まれるお客様が多いところです。ぜひガイナセレクトまでご相談ください。
О様邸の外壁は、表面がゴツゴツとしており、これはスタッコ模様と呼ばれております。
スタッコ模様は、水分がゴツゴツに残留することで、藻が生えやすいという特徴を有しております。そのため、ガイナ塗装の際には専用の防藻剤(環境ホルモンを含まない)の混入が不可欠となります。
高圧洗浄中(水圧:100kg/c㎡)
また、スタッコ模様の外壁は、表面がゴツゴツとしているため、表面積の多い壁面です。そのためガイナ使用量も通常の外壁よりも多くなります。そのため、工事費用も多少割高となってしまいます。
ベランダよりの雨漏れというものは、とても多いので注意が必要です。排水口まわり、笠木と壁のぶつかる部分、足元の水切りの有無、ベランダに帯がついている場合には帯と壁の隙間などが、雨漏れの原因となります。
О様邸は雨漏りしていませんでしたが、笠木に隙間があるのは良いことではないので、こういった部分もしっかりとシーリング処理をいたしました。
ベランダ笠木:塗装完了(25-85A)
なお、雨樋や鉄部に白系のお色を利用されたい場合には、25-85Aというお色はとてもお勧め。黄系統(25)に属するお色なのですが、明るく(85)、彩かさも抑えめ(A)なので、ほぼ白色にご覧になれます。純白(N-95)ですと汚れがスグに目立ってしまうので、こういったお色を利用することが、賢い選択です。
17-70Lというお色は、オレンジ系統のお色(17)で、やや明るく(70)、とても彩かさ(L)なお色です。
ここで、2つお写真を並べたのには理由があります。左写真は屋根の上から下へと逃げるように、ガイナ上塗りを塗装しているお写真です。つまり、ローラーが転がっている部位より上部は屋根ガイナ塗装が完了しています。そして、右写真はガイナ塗装完了のお写真。
いかがでしょうか。同じお色にご覧になれますか。光の加減により、見え方には幅が出てくることが、よくご理解いただけるのではないでしょうか。
このように、О様邸の工事写真は、「色彩決定はとても難しい」ということを示唆してくれます。破風と基礎の部位で見たように、材料が異なれば同色でも異なるお色に見えてしまいます。また、屋根写真に見たように、光の加減によっても色彩は違って見えてきてしまいます。色彩決定はとても難しいですが、多くの事例を参考に、ぜひ納得できる色合いを見つけてください。私たちも全力でお手伝いいたします。