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塗料の耐用年数 3要素ガイナ関連用語集

塗料の耐用年数を決する要素は、大きく3つあります。この3要素以外にも、セラミック成分等が入っている塗料の耐用年数は長くなるということについて、説明いたします。そのうえで、耐用年数は長ければ長いほど良いというわけではなく、メンテナンス周期の短い素材が建物には多いことも考慮する必要があるということについて説明いたします。

塗料の耐用年数 整理表

塗料の耐用年数 整理表イメージ

塗料の耐用年数、すなわち「もちの良さ」は、主として上記3要素によって決するといえます。ここで、耐用年数は、剥がれにくい、長期にわたり樹脂の光沢を維持するものとお考えください。

まず、樹脂ですが、樹脂とは塗料の主成分です。主成分がアクリル系からポリシロキサン系へと品質のよいものとなっていく過程で、塗料の質は向上します。アクリル樹脂塗料からアクリルシリコン系の塗料までは、価格はほとんど変わりません。フッ素樹脂塗料、ポリシロキサン系(無機塗料等と表現されるもの)は、高価な塗料となります。

次に、化学反応の強度について説明します。これは主成分である樹脂同士が、どれくらい強固な結合をしているかという観点からの分類です。融着よりも一液による反応硬化、それよりも二液混合による重合反応による結合が、一般的には高くなります。現地にて、二つの薬品を混ぜて塗装しているのが、二液混合という方法です。

最後に、シンナー強度について説明いたします。塗料というものは、樹脂が水かシンナーに混ざった状態の物質です。塗料を塗ると、水あるいはシンナーは徐々に蒸発していき、樹脂が取り残されます。これが、塗膜となるわけです。樹脂が水に混ざっていたものが、水性。弱いシンナーに混ざっていたものが弱溶剤系、強いシンナーに混ざっていたものが、強溶剤系です。一般的には、水性から強溶剤系に向けて、塗料の性能は高くなります。

添加剤も重要な要素

その他に、添加剤として、どのような成分が入っているかということも、耐用年数を決する重要な要素となります。塗装をすると、樹脂成分が膜をつくりますが、その樹脂成分の膜を更に覆う形で、最上層部にコロイダルシリカやセラミックなどの粒子膜を形成するタイプの塗料も、多く見られるようになりました。このような工夫の見られる塗料は、一般的に汚れにくく、耐用年数も長くなります。

アクリルシリコン系がお勧めの理由

耐用年数は、長ければ長いほど良いのでしょうか。予算との兼ね合いは、もちろん大切です。ここでは、予算以外に考慮すべき大事なこと、建物の多くの素材が15年ほどでの周期でメンテナンスが必要になるという観点を提示します。

例えば、木は伸び縮みをする素材であるために、硬い樹脂、伸縮性ない樹脂で塗装をすると割れてしまいます。塗膜は柔らかいもの、伸縮性のあるもので塗装することが理想的です。そうすると、樹脂の選択はウレタン系かシリコン系のということになります。そのような理想を追求すると、どうしても耐用年数は短くなります。理想は10年、多少の劣化を我慢しながら、少なくとも15年目ごとには塗装をかけておきたい箇所です。

鉄部も錆が出やすい素材であり、20年ももつ素材を塗装するよりも、10~15年で塗り替えてあげた方が、良い状態を保つことができます。また、建物のあらゆる隙間に充填されているシーリングというゴム状の物質も少なくとも12年~15年の周期でメンテナンスが必要になる箇所です。そして、ベランダや屋上の防水面は、理想は5年、10~15年に一度は最上部塗膜であるトップコートだけでも塗り替えておきたい箇所です。

このように、各素材の理想的なメンテナンス周期を考慮すると、外壁・屋根の塗装はアクリルシリコン樹脂塗料を標準に据え、15年周期くらいで外壁・屋根含めたメンテナンスをしていくという選択肢が合理的ではないでしょうか。



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