折板屋根とは、屋根の工法の一つで、板を折り曲げることでW形が連続した断面になっている屋根のことを指します。横からみたときにギザギザした形状の屋根がのっているのを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
折板屋根は断面構造に重点を置いて開発されており、工場や体育館、車庫など大型施設、鉄骨建物などに多く使われています。金属屋根の中では代表的な屋根工法です。
折板屋根は他の屋根と比較して非常に長くすることが可能なので、大型物件の屋根としては非常に有効な工法となっています。また、屋根素材の固定方法には重ね式折板、ハゼ式折板、嵌合式折板など様々な方法があります。折板屋根の素材として使用されるのが多いのはガルバリウム鋼板、カラーガルバリウム鋼板となっています。
体育館や工場など広大な面積の折板屋根に遮熱塗装をすることで室内温度の上昇を大きく抑えられることから、ガイナもそうした大型施設で多く活用されています。