窯業系サイディングとは、セメントと木質系の成分を混合し、強化してプレス成型などで板状にされた外壁材です。セメント系の素材強度と、木質系の断熱性能を組み合わせ、表層部はガラス質のコーディングをすることで耐久性も確保されています。現在では一般的な住宅の外壁では最も多く利用されている外壁材です。
最近では光触媒塗装を施して防汚性を高めたり、親水性のコーディングがされているなど機能性を高めた製品なども増えてきています。窯業系サイディングのメリットとしては下記が挙げられます。
上記のように窯業系サイディングは機能性・デザイン性ともに優れているため非常に人気があります。ただし、もちろん定期的なメンテナンスが必要となります。窯業系サイディングの場合、表面の塗装やシーリングのメンテナンスが重要となります。塗装面にチョーキングが発生している場合や、シーリングに亀裂や剥離などが見られる場合には、塗り替えと目地補修を検討しましょう。