シート防水とは?|ガイナ塗装のガイナセレクト

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シート防水ガイナ関連用語集

シート防水とは、合成ゴムや塩化ビニルなどでできた防水シートを、接着剤などで下地に貼り付ける防水工法のことを指します。シート防水には下記の種類があります。

  • 合成ゴム系防水層:合成ゴムでできたシート1枚を接着剤で張り付け、ビスや金属プレートなどで固定します。下地の動きに対する適応性が高く、ALCパネルなどの防水に適していますが、厚みが薄く、外部損傷を受けやすい、表面の歩行には適さない、などのデメリットもあります。
  • 塩化ビニル系防水層:合成ゴムでできたシートと同様、1枚のシートを接着・固定します。塩化ビニルの場合は接合強度が強く、表面の軽い歩行が可能になります。
  • ポリオレフィン系防水層:下地の動きに対しての適応性はありますが、通常は露出仕上げとなり、表面の歩行は適していません。
  • エチレン酢酸ビニル樹脂系防水層:ポリマーセメントペーストを接着剤とし、シートを張り付けます。湿式工法で、下地の乾燥を必要としない点が特徴で、表面に直接モルタル塗りができるため水槽や地下防水などにも適しています。

上記のように、シート防水の中でもシート素材によって特徴や欠点などは異なります。また、シート防水全般に共通して言えるメリット、デメリットとしては下記が挙げられます。

シート防水のメリット

  • アスファルト防水などと比較して耐久性、耐候性が高く、下地の亀裂も生じにくい
  • シート1枚で防水ができるため、施工が簡易で、工期が短くて済む

シート防水のデメリット

  • 厚みが薄く、外部の損傷を受けやすい
  • シートのつなぎ目や曲面など複雑な施工が必要になる部分で欠陥が生じやすい


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