ホルムアルデヒドとは家具や建築資材、壁紙などの接着剤や塗料などに含まれる化学物質の一つで、防腐剤などとしても使用されており、最近問題となっているシックハウス症候群の原因となる物質として知られています。
ホルムアルデヒドは刺激臭があるものの無色の気体で、空気や水蒸気などを通じて吸収されやすい性質を持っているため、建築資材を通じて少しずつ室内へと発散していきます。ホルムアルデヒドが発散している室内に長時間いると、敏感な人は目や咽喉に刺激を感じたり、頭痛を引き起こすこともあります。
昨今では住宅の高気密化・高断熱化が進んだことでこのようなシックハウス症候群が問題となってきていることを受けて、厚生労働省はホルムアルデヒドの室内濃度に関する指針を2000年に示し、室内濃度が0.08ppm相当以下(20~23度 30分平均値で100μg/m3以下)が健康上望ましいという目安を設けました。また、国土交通省も2000年に住宅性能表示制度を発足し、新築時には要望すればホルムアルデヒドの室内濃度を確認することができるようになりました。
塗料にもホルムアルデヒドは含まれており、塗料によっては室内で使用できる面積に上限値が定められているのですが、ガイナは、このホルムアルデヒドが発散する建材の等級づけの中でもっとも身体に安全とされるF☆☆☆☆(フォースター)認定製品となっているので、室内でも安心して塗装していただくことが可能です。
F☆☆☆☆(フォースター)は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドがほとんど含まれていないということを示しており、F☆☆☆☆(フォースター)製品については室内での使用面積制限は設けられていません。
空気質に敏感な体質をお持ちの方や小さなお子様などがいらっしゃる方は、こうした建築資材や塗料の安全性も含めて住宅リフォームや塗り替えを検討する必要があります。